人と動物の関係が多様化する中で、獣医師にも幅広い役割が期待されるようになっています。そのため本学科には、5つの系統から専門分野を多角的かつ総合的に学ぶことができるカリキュラムが充実。小動物、産業動物、公衆衛生など多様な分野で活躍できる、高い倫理観と最先端の獣医療技術を有した獣医師を育成します。
約130年以上におよぶ獣医学教育のノウハウを生かし、患者(伴侶動物)に寄り添い、飼い主に信頼される「獣医療チームの要(かなめ)=愛玩動物看護師」を養成します。
動物に関する生命科学を土台に、多様な分野について学びを深めていきます。基礎的な専門科目を学んだあとに、バイオ技術、人工授精や繁殖、動物の癒し効果など幅広く学びます。人と動物が関わるさまざまな分野で活躍できる、動物と生命に関する実践的ジェネラリストを育成します。
医療従事者として高い倫理観を持ち、チーム医療の一翼を担う、優れた臨床検査技師を養成します。臨床検査に関する最新の理論に基づく専門知識、技術を修得できるカリキュラムを編成しています。
社会で必要とされる幅広い教養科目を土台として基礎を築き、専門的な知識を支える専門科目において、食の「機能」「安全」、そして「データサイエンス」のうち、特に興味のある分野を中心に技術や知識を培います。人の生活に欠かせない「食」に携わり社会に貢献する人材を育成します。
気候変動、外来種による生態系への影響、野生動物による農作物被害、河川・土壌汚染など、環境を取り巻く問題は、近年ますます多様化しています。本学科では、生物学や化学を基盤に身近な生活環境から将来の環境課題までを幅広く学び、持続可能な環境を支える技術と専門知識を学びます。
獣医学部には、国内の獣医系大学では最多となる40研究室を設置。また、生命・環境科学部には、生命科学や環境科学の立場から最先端の研究を行う27研究室があり、その成果を教育に反映させています。教員と学生との距離が近い密度の濃い教育により、高いスキルと思考力が養えるのも特徴です。